不動産を買う?いきなり買うことはできません。
京都市伏見区の不動産会社プラスホームかやまです。またまた明日から連休ですね。私かやまは明後日から奥さん、娘たちが実家に帰るとの事なので3~4日ほど一人ぼっちです・・・誰か相手してください!
そんなことはさておきいきなりですが不動産を買おうと思ってもこれだけ大きなお買い物。あなたはすぐに買えますか?
当然ですが何千万円もする大きなお買い物いきなりお金を用意できるわけもないですし、買おうと思ってすぐに買えるわけありません。でも気に入ったお家があるのにそんなこと言ってたらその間に他の人が買うかもしれないじゃん!そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
そんな時に「買付確約書」というものがあります。契約する前に「私はそのお家を買います!」という意思表示を書面で書いてもらうのです。
実はこの買付書は法的拘束力はないというのが本当のところですが中途半端な気持ちなら書くなと私はいつも言います。
この買付確約書を書くときに買主様が金額を下げてほしい場合はその金額を書きそれを持って不動産担当者が金額交渉を行います。もちろんただやみくもに金額を下げてくれではまず下がりませんが・・・。
ひょっとしたら聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんがこの買付書を書いてもらった時から契約までの期間を「商談中」と呼び、物件の販売活動を止め、他に買いたいというお客さんが現れても「商談中ですので」とお断りを入れます。ですから買いたいお客さん側からするとひとまず安心の期間となります。
ただ、物件の販売活動が止まる期間ですので途中で「やっぱやめた」と言われると売主様に多大な迷惑をかける事になります。私が中途半端な気持ちではやめなさいと言うのはそこです。
また、契約の際には「ローン特約」というものがあり、簡単に言いますと買主様の住宅ローンが通らなければこの契約は無かったことにしますとなります。買付書を出して、3週間から1ヶ月程物件を止め、結果住宅ローンが通らなかったでは売主様からすれば痛手なので、最近は住宅ローンの事前審査を通さなければ買付書は受けませんというケースも多いです。ですから気に入った物件が出てから住宅ローンの事前審査を受けるとその間に違う方に買付書を出されている場合があります。(実際何度も何度も見てきました)
基本的に不動産売買というものは売主様も買主様も一般の方が多いのでその関係はイーブンです。少しでも条件のいいものをと思うのは当然なのですが、そのためには下準備も必要だと思います。