プラスなブログ

京都市伏見の不動産会社プラスホームのブログ。地域の話題と不動産の話。

本当に気に入ったお家を買うために・・・

 京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。

 お家を探していく中で「これだ!」「これかも!」と気に入ったお家に出会うケースは正直言いますとまれなことです。

 だからこそ、そのときを逃してほしくないというのは私たち不動産会社の正直な思いです。

 そのためにはして頂かなくてはならないことがあります。f:id:plushome:20170610131646j:plain



 お家を探そう!そう思い、いざ不動産会社に問い合わせたり、実際にお店の中に飛び込んでみた。
 正直、勇気のいることですよね。私なんて、臆病なので洋服を見るのにお店に入るのも少し勇気を出してます。ましてや、大きな、本当に大きな物を買おうと思っているのですから、洋服のお店に入るどころの勇気ではないと思います。

 その勇気に応える意味でも出来るだけ気に入ったお家を買ってほしい。それはどの不動産担当者でも思ってることだと思います。(そんな風に思えないなら不動産営業マンは辞めたほうがいいでしょう)


 ただ、実際に気に入ったお家が見つかり「よし、買おう」と決断してもいきなりお家を買うことは出来ないのです。

 大きなお買い物であるがゆえに買主さんも慎重になりますが、同時に売主さんも、私ども不動産会社も慎重になるのです。


 ちょっと回りくどい言い方ですね。契約をする前に「買付確約書」と言う書面を書いていただき、それを持って売主さんに話をします。
 この買付確約書というものは「私はこの金額であなたのお家を買いたい」という書面で、意思表示です。この段階で価格交渉なども行います。ここで全ての条件が整って初めて前に進む。すなわち契約へと進みます。
 もちろん、お互いの条件が合わず話し合いは不調となり、契約に至らないという事もあります。


 この買付確約書を提出している期間がいわゆる「商談中」という状態で、いったん、販売活動を止めます。ほかにお客さんが買いたいと言っても、1番手が入ってますので、2番手、3番手という扱いになり、交渉が成功すれば「ごめんなさい、遅かったですね。」と言うしかなくなります。

 また、交渉が進み、契約となればそこに「住宅ローン特約」というものがつきます。簡単に言えば、買主さんは住宅ローンを使いますのでローンが通らなければ家は買えないのでこの契約は無かったことにしますよ。と言うものです。もちろん、これは買主さんを守るための特約です。

 しかしながら、売主さんにとっては、買付確約書をもらってから、契約、住宅ローンの審査の返答があるまで、おおよそ3週間から1ヶ月ほどお家の販売活動をストップし、他に買いたいという方が現れてもお断りします。つまりそれなりのリスクを負うことになります。それでいざ、住宅ローンが通らなかったので無かった事に・・・というのは簡単に納得できる話ではありません。

 ですから最近は、この「買付確約書」を提出する段階で「住宅ローンの事前審査は通してますか?」と聞かれます。
 この住宅ローンの事前審査というのは銀行が行っているもので100%のものではありませんがある程度信頼の置けるものなのでこれが無い限り受け付けないというのが今では大半となってます。


 気に入った物件が見つかってからこの事前審査を行うと言う方もいらっしゃいます。ただ、この事前審査、1~2週間ほどかかります(銀行によって様々ですが)。気に入った物件が見つかってからお客様に書類を用意してもらい、事前審査を受けて結果を待つ。これだけでかなりの時間がかかり、その間に物件が売れてしまったなんてことは私の経験だけでも数え切れないほどあります。
 皆さんが気に入ったと言う物件は思ってらっしゃる以上に他の皆さんも気に入られることが多いのです。

 よく、不動産は縁のもの、縁が無かったと言われます。でもやはり私たちは縁という言葉で片付けたくないんです。それでは私たちの仕事が運任せと言っているようなものですから。
 少しでも私たちはベストを尽くし、お客さんにもベストを尽くしてもらう。いいお家を買っていただくためにはそれしかありません。


 ですから、私どもはまず、この事前審査を受けましょうと提案します。私ども、窓口業務ももちろんいたしておりますので、銀行の営業が直接入ることはありません。安心して受けてください。
 より気に入ったお家を探しましょう!


今日も読んでいただき有難うございます。
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