注意すべきは温度差という大敵
京都伏見の小栗栖にある不動産会社プラスホームかやまです。
私たち不動産会社で働く営業担当者は一概には言えませんが年間何十件という不動産取引と関わります。何年も業界で働けば何百という数になるでしょう。通常一般の方が関わる不動産の取引はそのほとんどがご自宅だけでしょうから一生の中で１件、多くても２～３件ほどだと思います。
ここに危険な温度差というものが生まれてしまいがちです。
お家を購入する方のテンションは人生最大のお買い物ですから当然、人生でＭＡＸのテンションになります。しかしながら私ども不動産担当者は数え切れない不動産取引のうちの１件。もっと言えば通常業務です。最初は緊張感を持ち、やり過ぎるほどの準備をし、丁寧な説明、何か分からない事があれば徹底して追及し調べ、その方にとっていい家はどれか一生懸命探していたのが、段々と慣れが生じてきてしまいます。良い言い方をすれば経験ですが言い方をを変えれば慣れです。
この慣れが厄介です。普段、気をつけているつもりでもなかなか自分では気づかないうちにこんなもんだろうと思っている自分がいるのです。
結果的に、この温度差の違いが説明不足、業務的・事務的な行動につながり、トラブルにつながるケースが多くあります。
実はこの温度差を埋めることが私たち不動産担当者の永遠のテーマなのではないかと思っております。
家を売っているのではなく常に、その方の人生を売っているんだという覚悟と責任を持ち、その方にとって何が本当にいいのかを考えていかなくてはいけません。
わたしもついつい慣れでこれぐらいで良いかと思いがちですが常に注意していきたいと思います。
本日もご覧頂き誠にありがとうございます。
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