所有者不明の土地、九州と同等の面積に!
すごい雨でしたね。京都伏見の小栗栖にある不動産会社プラスホームかやまです。特に夜中の雨がすごくて恐怖で夫婦ともども飛び起きてしまいました。今日もかなり強く降りそうなのでみなさん気をつけてください。
さて、先日のニュースで不動産登記簿により所有者が直ちに判明しない、判明しても所有者と連絡がつかない所有者不明の土地が九州と同じくらいの面積分あると発表され、さらにNAVERまとめでも取り上げられていました。
matome.naver.jp
実際、私たちもこういう仕事をしているので判明しないとまではいかなくても、はっきり分からない、きっちり調べないといけないというケースにはちょくちょく出会います。
なぜ、そうなってしまうのか、最近取得した不動産に関しては住宅ローンやその他ローンなどを利用して取得されるケースが多く、登記をしなければならないケースがほとんどですが、そもそも、不動産に対して、登記は義務ではなく、特に昔は登記されていないケースも多かったのです。
取得したときにされていたとしても、それ以降変更されていないケースもまだまだたくさんあります。登記簿を取得すると、何とか村となっている事もあります。
街中であれば、その不動産に価値があり、まだ自分のものであるという意識も強くなるのですが、山林や相続人が何人もいて話がまとまらないケースなどではその意識が低くなりがちで結果、何もされていない状態が続き、誰のものかわからなくなるのです。
最近は空家問題がさかんに取り沙汰されていますが、ほったらかしにされている以前に誰のものかわからなくなっているケースも意外と多いのです。
国や自治体もマイナンバーなどを使ってどうこう考えているようですが、これからどうこうする事を考えるよりも今ある所有者不明の不動産をどうすべきか考える必要があるのではないでしょうか。
今日もご覧頂き誠に有難うございます。
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