プラスなブログ

京都市伏見の不動産会社プラスホームのブログ。地域の話題と不動産の話。

古くて質の劣るものが受け入れられているという逆転現象の始まり。

京都伏見小栗栖にある不動産会社プラスホームかやまです。

最近写るんですやインスタントカメラが人気です。また、カセットテープの人気も復活してきているようです。おじさんとしては懐かしいです(笑)。

よくファッションの世界では流行が回ってくるということがあります。現に最近のダブダブファッションは私が大学生時代に流行ったものですし、ハイテクスニーカー、MA-1もスカジャンもケミカルウォッシュも私の青春時代に流行りました。もう私も2周目の人生に入っているということですね…汗

ただ、ファッションとは違い、カメラやカセットテープ等は完全に今あるものより性能の劣るものという意味で話が違うものです。

何故なのか。私も専門家や分析者ではありませんので正直わかりませんが、便利さ精度等が行き着くところまで来てしまい、人間ではその性能の違いに気づかないところまできてしまい、いくら性能アップを訴えたところでもうなにも伝わってこないのでしょう。そこに昔のものが逆に新鮮に見える。色あせ具合、レトロなデザイン、味、そういったものが良く見えるのでしょう。

家も同じことが言えるようになってきた気がします。今までは新築建売を見ていただければ喜ばれるお客さんは多く、実際ステキと言われ購入されるお客さんは多かったものでした。最近は見られてもこんなものかという感じの印象が多い気がします。新築住宅もある程度行き着くところまで来てしまい新鮮さが無いのだと思います。それよりも最近は古い中古物件をリフォームしたいというお客さんが増えてきました。


売る側目線でこれが素敵なんだ、お客さんにとって質を追求するんだという自己満足が大事なのではなくその時のお客様の要望を把握し、実際に住むお客さんが何を求めているのかしっかりと見つめることが大切ですね。

今日もご覧頂き誠にありがとうございます。
にほんブログ村 住まいブログ 土地・不動産へ
にほんブログ村


www.plushome-kyoto.jp