決済ってなんですか?
京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。
最近、雑談ばかりだったのでたまには不動産会社らしく不動産売買について書いてみようと思います。
お家を買う流れは以前にもお話ししたとは思いますが、家を買うに当たって簡単に言えば、大きく分けて3回ほど契約的な事をしていただきます。
まず家を見て、気に入ればそのお家の「買付確約書」を提出していただきます。これが1回目の契約的なもの。要はあなたのお家を買いますよという意思表示です。
次に、実際の「不動産売買契約」。一応、これが正式な契約です。手付金を払って頂き、売る・買うという事を正式に書面にし、ご署名・ご捺印していただきます。
そして、最後に「決済」です。
この決済というのは、売買価格から手付金を引いた残りの金額を支払って頂き、登記という簡単に言えば名義変更をします。晴れてこの日から正式にお家があなたのものになる日です。
なぜ、このように3回も契約的な事をするのかと言いますと、それは不動産売買があまりにも大きな契約だからです。大半の方は、買うと決めてすぐに何千万円も用意できません。住宅ローンを借りたり、ご両親にお金を借りたり、頂いたり、用意する期間が必要となります。
ですが、いつ売れるかわからないもの。それが不動産でもあります。この世に二つとない一点ものであるがゆえに、売れてしまうと二度と現れることは(ほとんど)ありません。じゃあそのお金を用意している間に売れてしまったらなんて気が気ではありません。
ですからこのように、まず、買いますよという意思表示をする、実際に契約をしそれからお金の用意をする。用意できたらお金を支払うという3段構えなのです。
ただ、売り主さん側としても物件は売れたと世間に公表することになるので、ある程度事前にローンは大丈夫ですという証明が必要となります。
決済とはある意味で世間一般でいう契約と同じ意味かもしれません。
本日もご覧いただき誠にありがとうございます。
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